福島県転入女性コミュニティtenten cafe ~白河での開催の魅力とそこから生まれるもの~ | 福島県県南地方移住・定住相談所ラクラスしらかわ

福島県転入女性コミュニティtenten cafe ~白河での開催の魅力とそこから生まれるもの~

転入女性コミュニティtenten 県南サポーター
鈴木 志緒里さん
先輩移住者

移住は幸せなのだろうか。
メディアで取り上げられるのは輝いている移住者ばかり。
ただ、転勤や結婚などの自分ではどうすることもできない移住もある。
自身もそのような経験をされた鈴木志緒里さん。
いまは、転入女性のコミュニティtentenの県南サポーターとなり、同じ経験をされている方のサポートを行っています。
今回は白河でも開催されている転入女性のリアルな交流会tenten cafe、それと志緒里さんが活動に関わるきっかけについてお話をお伺いしました。
地域のひとと関わりあうことがすこし億劫。
このインタビューを通してその億劫さがすこしでもやわらげればうれしいです。
(インタビュアー:鷲谷恭子)

 

 


目次

プロフィール

決してひとりじゃない、共感できるもの

白河だから届けたいこと

県南サポーターとして

ひとに支えられた私だからできること


鷲谷 恭子:㈱ケイリーパートナーズ代表取締役/COO。「1日2時間から」の時短勤務、子連れ出勤、在宅ワークを実現することで、多様な働き方を会社として推進、実践中。令和4年度・5年度の白河市「女性に寄り添うライフ・ワークサポート事業」に協力事業者として参画。本年度は代表事業者として運営し、実践型就労支援プログラムRipplesを実施。自分らしく生きたい女性の伴走支援も行っている。
【会社HP】https://www.kaley.co.jp/

鈴木 志緒里:埼玉県生まれ、白河市在住。18年前に旦那さんの実家のある白河市に移住。
子育てをきっかけにハンドメイド作家の道をスタート。ハンドメイド活動を通して、県内の様々な方と絆を深める。現在では、伊達市にあるリトリート農園「Berry’s Garden」の「ありのままプロジェクト」でも活動中。同時に一般社団法人tentenの県南サポーターとして、移住者支援コミュニティ「tenten cafe」もサポート。地域と人と笑顔をつなげる役割を担う。
【tenten HP】https://tentent.info/


 

ー 決してひとりじゃない、共感できるもの

 

鷲谷 本日はよろしくお願いいたします。早速ですがtentenについて教えていただけますか?
鈴木 tentenは、福島市にある一般社団法人tentenが主催している転入してきた女性のコミュニティで、年齢やお子さんの有無などの制限はありません。移住歴の長い方もいらっしゃるので、アドバイスをもらえたり、いろいろな情報交換ができるのが特徴です。
鷲谷 例えば、私自身、郡山で生まれ育ち、県外に出た後、Uターンで戻ってきました。それも転入者に含まれますか?また、県内で転勤を繰り返している方も参加できるんでしょうか。
鈴木 もちろんUターンの方も大丈夫です。結婚や転勤の方が多いのですが、県内転勤で転入して今は白河に住んでいるという方も参加できます。県内で生まれずっと暮らしていても、引っ越しなどで住む地域が変わると新しい環境に慣れるのは大変ですよね。そうしたご苦労を抱える方もご参加いただけます。
よく皆さんが気にされるのは「自分は転入女性に当てはまるのかな?」とか、「年齢で線引きされてしまうのではないか?」といったことなんです。そういった不安を払拭するためにも、どなたでも参加しやすいように間口を広くしています。
鷲谷 次にtenten cafeについてお伺いします。tenten cafeとはどんなイベントなのでしょうか?
鈴木 tenten cafeは、実際に福島に転入してきた女性同士がつながり、情報交換を楽しむための座談会です。県内各地で定期的に開催しています。
鷲谷 参加者はどんな方々ですか?
鈴木 いろいろな方がいます。結婚して白河に来た方、転勤族の方、夫のUターンについてきた方とか。30~50代の方が多いですね。
鷲谷 皆さんの反応はいかがですか?
鈴木 「大人の女性と久しぶりに話しました!」とか、「tentenをきっかけに外出する機会ができました」といった感想をいただくことがよくあります。また、「息抜きができた」「思い切りおしゃべりして、久しぶりに笑えました」といった声を聞くと、本当に嬉しい反面、その方がこれまで抱えてきた孤独や辛さも伝わってきて胸が熱くなる瞬間があります。
子育て中の方は子どもはもちろん可愛いけれど、育児は大変です。さらに、土地勘がなかったり、車がなかったりすると行動範囲も限られますよね。そんな状況にある方々にとって、tenten cafeが少しでも支えになれたらなと思って行っています。
鷲谷 そのようなエピソードを伺うだけで、こちらまで元気をもらえますね。
tenten cafeはどのように進めているのか、詳しく教えていただけますか?
鈴木 最初に代表の藤本がイベントの趣旨の説明をします。その後、参加者にはA4の画用紙に名前や転入歴を書いてもらい、それを見せながら順番に自己紹介をしていただきます。「あ、その場所、私も住んだことあります!」「私もそこ出身なんです!」といった声が飛び交って、自然にどんどん会話が広がっていきます。
鷲谷 型にはまった感じではなくて、会話を楽しむことを大事にしているんですね
鈴木 例えば、「今日知りたいことを教えてください」なんて聞かれると、少し緊張してしまう方もいると思います。でも、名前と住んでいた場所からスタートするだけなら、ハードルがとても低いですよね。
鷲谷 それなら、話すことが苦手な方でも大丈夫そう。そして誰かが「私もその場所に住んでいました!」なんて相槌を入れてくれたらすごく嬉しい気持ちになりますよね。
鈴木 お子さんの年齢が同じだったり、同じ学年だったりすると、話がさらに盛り上がるんですよ。気づけば、その自己紹介だけで1時間が経ってしまうこともあります(笑)。
鷲谷 もう前半終了ですね(笑)!
後半はどのような流れですか?
鈴木 参加人数が多い場合は席替えをしたり、年齢や移住歴に応じてグループを組み替えたりします。そして、最近困っていることや知りたいことといったテーマを設定して話し合いを進めるんです。人数が少ない場合は、全員で自由に意見を出し合うこともあります。
鷲谷 どんな話題がよく出ますか?
鈴木 カフェや病院の情報、白河だと隣接する那須の観光スポットなどが話題に上がることが多いですね。あとは、子どもを遊ばせる場所の話も盛り上がります。それで、ほぼイベントの時間が終わってしまうこともあるんです(笑)。
鷲谷 みんなが盛り上がって話している様子が目に浮かびますね。
鈴木 イベントの最後に簡単に感想を言い合って終了。その後、参加者から出た情報をまとめて全員にメールで共有しています。また、白河だとtentenのグループLINEも作っているので、そこからも情報を送信しています。
鷲谷 LINEが掲示板のような役割を果たしているんですね。
鈴木 コミュニティと呼ぶほど堅苦しいものではなく、気軽に情報交換ができる場になっています。移住者同士で「一緒にご飯に行きました!」といった報告があると、本当に嬉しい気持ちになります。
鷲谷 そういうLINEでのつながりもコミュニティを広げていくきっかけになっているんですね。
鈴木 私自身も移住してすぐは孤独を感じていたので、LINEのトークを見ていると共感できる部分が多くて、つい「わかるー!」と叫んでしまいます(笑)。

 

ー 白河だから届けたいこと

 

鷲谷 先日のtenten cafeは白河で開催されたんですよね。本当にお疲れさまでした。
鈴木 ありがとうございます!無事に開催することができ、6名の方にお越しいただきました。
鷲谷さんが協力されている白河市の就労体験プログラムRipplesに参加されていたお二人にも来ていただきました。
鷲谷 そうだったんですね。イベントの雰囲気はいかがでしたか?
鈴木 すごく和やかでしたよ。Ripplesのお二人が積極的に話してくださって、皆さんの会話がとても弾みました。最初の自己紹介は、初めて参加される方にとっては少しハードルが高いこともあるので、慣れている方や参加経験のある方に先にお話しいただいて、「こんな感じで話せばいいんだな」と場の雰囲気を和らげてもらっています
鷲谷 白河ではリピーターの方が多いんでしょうか?
鈴木 はい、リピーターの方は多いですね。はじめてtenten cafeに参加された方の多くはtentenのLINEを登録していただいています。次回の開催のお知らせもLINEで配信するため、多くの方に予約していただいています。ただ、いつも同じメンバーになってしまうと話題が限られてしまうので、新規の方にももっと参加していただきたいという思いもあります。
鷲谷 近況報告ばかりになりがちですよね。
鈴木 そうなんです。だから、転入したばかりの方や、まだ日が浅い方にも参加していただけたら嬉しいですね。
鷲谷 白河でtenten cafeを始めたのはいつ頃ですか?
鈴木 3年前です。年に2回のペースで開催していて、初回からずっと参加してくださる方もいらっしゃいます。
鷲谷 続けて参加されている方がいらっしゃるんですね。それだけtenten cafeが楽しい場なんでしょうね。
鈴木 これまでに参加していただいた方たちは、新しい方が参加されるといろんな情報を伝えてくれます。「あそこがおすすめだよ」とか「これを試してみるといいよ」と情報をシェアしてくださるんです。
鷲谷 それは転入者にとって本当にありがたい場ですね。
鈴木 白河には転勤や家族の事情で引っ越して来る方が多くて、事前に地域の情報をあまり持っていない方が多いんですよ。主体的に移住を決める方なら、事前にたくさん調べて準備してから来ることが多いと思うんですが、白河の場合はそうではないケースが多い。だからこそ、白河にはtenten cafeのような交流の場が必要だと感じています。
鷲谷 なるほど。そういう背景があるんですね。
鈴木 はい。代表の藤本も同じ考えで、「白河にはtenten cafeのような場が絶対に必要だ」といつも話しています。
鷲谷 志緒里さんは県南サポーターとして活動を行ってらっしゃいますよね。代表の藤本さんに共感するところが大きかったんですか?
鈴木 そうですね。藤本自身もパートナーの都合で移住してきたんですよね。はじめてお会いしたときに「悩んでいる人は見えないだけでたくさんいるはず」という思いを持っていました。その情熱に触れて、私もお手伝いしたいと思うようになったんです。
鷲谷 実際に始めてみて、何か気づきはありましたか?
鈴木 私自身が白河に住んで18年経っていて、移住当初に感じた悩みや苦労をすっかり忘れかけていたんです。でも参加者の皆さんの話を聞いて、「あぁ、そうだった!そうだった!」と共感することが多くて。当時の私のような方がたくさんいることを改めて感じ、この場は絶対に必要だと実感しました。
鷲谷 当時の藤本さんや志緒里さんと同じ境遇の方は、tentenの活動によって救われることも多いのかもしれませんね。
tentenではリアルに集まる場所の他にも取り組んでいるものはあるんでしょうか。
鈴木 Webメディア「tenten fukushima」で福島の暮らしの情報発信をしています。あと、公式LINEやFacebookを運営しています。公式LINEには545名、Facebookグループには434名が登録していて、延べ約1,000名ほどになります。
転入したばかりで右も左もわからない方や、移住や定住を考えている方、さらに思いがけず白河に訪れることになった方たちに届いてほしいなって思っていて、イベントの開催情報や転入者にとってありがたいなと感じられる情報を発信しています。
鷲谷 tenten cafeの参加以外でも情報が得られる機会があって素敵ですね。
鈴木 ありがとうございます!多くの方にこの情報が届いて、役立てていただけたら嬉しいです。

 

ー 県南サポーターとして

 

鷲谷 ここで改めて、志緒里さんご自身についてお伺いしたいのですが、志緒里さんはいつ頃白河にいらっしゃったのですか?
鈴木 18年前です。夫の仕事の都合で白河に移り住むことになりました。
鷲谷 そのときのお気持ちは?
鈴木 正直、あまり嬉しくはなかったですね(笑)。結婚した当初は、「白河に帰るよ」と言われても前向きに「行く行く!」と返事していたんです。若かったからでしょうか(笑)。
鷲谷 結婚生活に前向きで、どこに行っても楽しいと思えた頃ですね。
鈴木 そうなんです。でも、子どもが生まれて育児がこんなに大変なことなんだと感じました。実家が近くにあって助けてもらえる環境が、どれほどありがたいものか身にしみて分かりました。
鷲谷 ひとりのときと、こどもがいるときで全く状況が変わりますからね。
鈴木 その通りです。田舎で知らない場所に移り住むなんて……正直、無理無理無理!と思いました(笑)。
鷲谷 行きたくないという志緒里さんに対して、ご主人はどう説得されたんですか?
鈴木 夫が数年後に家業を継ぐことが確定していたため、最終的には白河に行くことが避けられない状況でした。一時は、週末婚や別居といった選択肢も検討しましたが、それもどうかなと思う部分があったんです。家族として一緒に暮らすことを大切にしたいという思いがあって、話し合いを重ね、最終的に私が月に1回実家に帰るという条件で落ち着きました
鷲谷 月に1回!それは大きな譲歩を勝ち取りましたね。
鈴木 そうなんです(笑)。当時は新幹線の乗車に便利な新白河駅の近くに住んでいたこともあり、お互いの希望をある程度取り入れた形になりました。
鷲谷 自分のことも大切にしながら、ご家族にとっての最適解を選ばれたんですね。
鈴木 そうですね。私にとって家族の幸せが一番の軸で、その中で母である私が笑顔でいることが大前提なんです。だからこそ、家族と離れて暮らすことには抵抗がありました。
鷲谷 白河に来て数年後、震災がありましたよね。
鈴木 はい、そこでも同じように大きな決断を迫られました。白河では家が崩れるような被害はなかったのですが、ちょうど2人目を妊娠していて、放射線の影響が心配でした。ここにいて大丈夫なのか、誰も正解を教えてくれない。いったん長女と埼玉に戻って出産することも考えましたが夫と離れるのも不安で……。また何が起こるか分からないと思うと、やっぱり家族全員が一緒にいる安心感を優先しました。正解は誰にも分からないけれど、私は家族一緒にいることが大切だなって。
鷲谷 震災の中でも、家族の大切さを改めて実感されたんですね。
旦那様との約束だった月1回のご実家への帰省は?
鈴木 きちんと月に1回、実家に帰っていました。やっぱり必要でしたね(笑)
鷲谷 しっかり特権を活用してますね(笑)。でも、それだけ大切な時間だったんですよね?
鈴木 はい、本当に大切でした。実家に帰ることで親や友人に会ったり、慣れ親しんだ場所に行ったりして、リフレッシュすることができました。それで、もう1か月頑張ろうという気持ちになれたんです。振り返ってみると、すべてを一気にゼロから変えるのではなく、少しずつ慣れていくために環境を残しておくことが大事だったなって思います。
鷲谷 なるほど。
鈴木 心にゆとりができると徐々に手放していける部分が見えてくるんですよね。なので、だんだんと帰省の回数は減っていきました。
鷲谷 志緒里さんの体験談には、多くの方が共感できるポイントがたくさんありますね。ぜひ、これからも他の方に向けて、その経験を伝えていってほしいです!

ー ひとに支えられた私だからできること

 

鷲谷 以前お話した際に、家族のほかに自尊心を大切にしたいとお伺いしました。
鈴木 実は2、3年前のコロナ禍、気づかないうちに体重が増えてしまって…。それがきっかけで、やる気もなくなり、体調もあまり良くない日々が続いていました。病気というわけではないのですが、心が沈んでいるような感覚で、このまま年を重ねるのかと悩むこともありました。
鷲谷 その気持ち、分かります。常に心が重くて、前に進む力が湧かない感じですよね。
鈴木 そうなんです。美意識も薄れて、楽しみも見つからない。外出もままならない状況で閉塞感を感じていました。
鷲谷 コロナ禍の時期は家族も大変でしたよね?
鈴木 家族のほうも大変でした。ちょうど長女が思春期に差し掛かって、少し調子を崩してしまって。その時、私も「私の育て方が悪かったのかな」と自分を責めたり、「娘の気持ちが全然分からない」と悩む日々が続きました。長女自身も葛藤があったようで、思春期ならではの難しさに直面していたんです。
鷲谷 家族みんなでどうにか乗り越えようとして、気を使いすぎてしまうこともありますよね。
鈴木 まさにそうで、家全体がどこか暗い雰囲気になっていました。ちょうど長女が受験生だったこともあり、どうしていいか焦るばかりでした。でも、無事に高校に合格し、新しい環境に進むことで、次第に長女は本来の明るさを取り戻していきました。その頃から私も少しずつ心に余裕が生まれて、これからは自分のやりたいことに挑戦できるかもしれないと前向きに考えられるようになりました。
そんな中で出会ったのが、パーソナルトレーニングの先生でした。知り合いがSNSで「このジムで10キロ痩せました!」と投稿していたのを見て、その知り合いに詳しい話を聞いてみたんです。当時の私は無呼吸症候群のような症状があり、寝ても疲れが取れない状態でした。これを改善できれば元気を取り戻せるかもと思い、思い切ってパーソナルトレーニングを受けてみることにしたんです。
鷲谷 どうでしたか?
鈴木 先生にやる気が出ない、疲れが取れない、食欲が抑えられないと相談したところ、「ここに通えば元気になりますよ」と力強く励ましてくれたんです。それで「じゃあ、1年間だけ頑張ってみよう」と決めました。それが気づけば2年半以上通っています(笑)。体重も徐々に落ち、無呼吸症候群のような症状も改善しました。
鷲谷 いいタイミングでの出会いでしたね。
鈴木 本当に最悪の時期を抜けて少し兆しが見えた頃だったので、自分と向き合う余裕が生まれていたように感じます。もし、パーソナルトレーニングをやって変わらなかったら、病院を受診をしようかなとは思ってました。
鷲谷 パーソナルジムの先生も、なんだか頼もしい方だったんですね。
鈴木 そうなんです!先生に「とりあえず来なさい、ここに来たら元気になるから」と力強く言われて、それが私の決意を後押ししました。寄り添いすぎるのではなく、背中を押してくれるような力強さがよかったのかもしれません。
鷲谷 心の変化も大きかったですか?
鈴木 はい。自分ってこんなに動けるんだと気づけて、物事を楽しめるようになりました。体が軽くなると行きたい場所にも行けるし、ぐっすり眠れるので疲れも取れる。そして子どもたちへの接し方も変わり、イライラすることが減ったんです。自分自身を肯定できるようになりました
鷲谷 その感覚、きっと多くの人が共感できると思います。
鈴木 そうだと嬉しいですね。加えて、健康という価値観も新たに大切にするようになりました。健康であることが、自分らしく人生を楽しむ土台になると思っています。
鷲谷 いろいろご経験されてきたと思うんですけどいまはどんな感じですか?
鈴木 本当に幸せです!これからが怖いですけど(笑)
鷲谷 いやいや、志緒里さんなら大丈夫ですよ!
本当にさまざまな経験をされたんですね。でも、志緒里さんが選び取ってきた道が、今の活動にもつながっているのではないでしょうか。
鈴木 確かに、今考えるとひととの出会いによって支えられてきたのかなって思います。閉ざしていたのは自分自身で、もっと外に出れば苦労することもなかったのかも。そういった経験が、いまの活動につながっているのかなって改めて思いました。
鷲谷 改めて、tenten cafeは志緒里さんだからこそ作れる、地域に根ざした温かい場所なんでしょうね。今後も、志緒里さんらしい温かさと個性が光る場作りをとても楽しみにしています。

 

転入は地域のつながりがなかったり、友だちがいなかったり、”ない”ものが多くあります。
自身の仕事を一旦お休みすることもあれば、育児に専念することもある。
自分らしさから離れた生活にストレスは抱えていないでしょうか。

一歩歩みだすことが大きなきっかけになった鈴木さんは言います。
「自分と同じように悩んでいる方が幸せになってほしい」

”ない”ものが多い転入後の生活。
でもその”ない”ものに共感できる場所が白河にはあります。
まずはその一歩をtentenからはじめてみませんか。

 


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