【移住者受入団体】やまつり清流の里協議会 | 福島県県南地方移住・定住相談所ラクラスしらかわ
農業体験集合写真

やまつり清流の里協議会

やまつり清流の里協議会さん
先輩移住者

東北の最南端に位置する矢祭(やまつり)町。
矢祭町農泊推進協議会では、東北地方への入り口だけど、玄関口のようにかしこまることなく、普段着のまま、ノープランで訪れたくなる場所を目指して活動しています。

今回は矢祭町の農泊地域のひとつ、「やまつり清流の里協議会」をご紹介します!

 


地元の人の手作り里山体験プログラム


矢祭町の内川地域は、なだらかな山々にいだかれた里山地域です。
清流・矢祭川が流れ、田畑が緩やかに広がります。まさに日本の原風景といえる景観でありながら、スーパーや銀行まで車で15分という利便性を兼ね備えています。

内川の魅力を地域外の人にも楽しんでもらおうと、地域のおとうさんやおかあさん十数名で体験プログラムを提供しているのが「やまつり清流の里協議会」です。

活動を始めたきっかけのひとつは、地域の小学校が2014年に廃校になってしまったことでした。生まれ育ち、親から子へ受け継がれてきたこの地域が消滅してしまうかもしれない。
そんな不安のなか、グリーンツーリズムで有名な大分県の安心院町へ視察に行く機会がありました。その時、内川地域の人は衝撃を受けました。なぜなら、安心院町での体験やもてなしは、普段の自分たちの暮らしそのものだったからです。

何でもない暮らしが都市部の人にとっての価値であることがわかり、活動がスタート。やまつり清流の里協議会では現在、里山体験のイベントが年に6,7回開催されています。

その内容は、田植えや稲刈りに、栗や山菜などの山の恵みの収穫、アユやヤマメのつかみ取りなど、季節に応じた里山体験です。
水にびっしょり濡れて楽しそうにしている子の親御さんが「普段は汚れるのを嫌がるのに、こんなにも楽しそうなんて…」と驚いていたとのこと。

里山体験は、本人も知らない好奇心や子どもらしさを引き出してくれるのかもしれません。
その他、個別の体験の受け入れも行われており、事前相談の上でさまざまな体験が可能です。農家民泊も整備が進んでおり、田舎暮らしの体験もできます。

 


内川地域のくらし


収穫した稲を1ヶ月ほど天日干し。昔ながらの方法です。

屈指の清流である矢祭川と八溝山系のなだらかな山々に囲まれた内川地域は、伝統的な日本家屋と田んぼや畑が広がる里山です。水と空気がきれいな内川で採れる農産物やアユの味は、地元の人曰く「街とは比べ物にならない」とのこと。矢祭川の水で淹れるコーヒーにはプロのバリスタも唸ったといいます。

矢祭川のアユはひと味もふた味も違います

スーパーなどへのアクセスも良く、降雪もほとんどありません。日本の原風景と生活のしやすさが両立している地域です。


移住の”センパイ”の声


「地域の皆さんの優しさに包まれて、充実したカントリーライフを満喫」

「”やまつり清流の里”の会員が暮らす矢祭町内川は、豊かな自然に囲まれた里山で、ゆったりとした時間が流れ、地域の皆さんの笑顔はとても穏やかです。そんな素敵な地域に惚れ込んで移住したのは1年半前になります。ガーデニング、DIY、農作業、薪づくりなどなど、好きなことがなんでもできるこの地は私にとっては夢の場所です。好きなことをしていたら近所の方に声をかけられ、どんどん輪が広がり、地域に自然と受け入れていただけたように感じます。地域の皆さんの優しさに包まれて、四季折々の豊かな表情を見せる里山で、充実したカントリーライフを満喫しています」

小泉 美峰さん 人のあたたかさに惚れ込み、二地域居住を経て2018年4月に移住

 


相談できること


▷住まいの相談

空き家が地域内に数軒あり、場合によっては相談に乗ることができます。

▷仕事の相談

お気軽にご相談ください。内川地域は矢祭町街や大子町街へも車で15分圏内なので、街なかで働くことも可能。

▷体験の相談

里山体験の申し込みを受け付けています。農家民宿で宿泊することも可能。

サポータープロフィール

矢祭町農泊推進協議会

住所 〒963-5118 福島県東白川郡矢祭町東舘石田8
営業時間
平日:午前8時半〜午後5時
土日祝:午前9時〜午後4時
TEL.0247-57-5659 FAX.0247-57-5660