【レポート】表郷で暮らし体験ツアー

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投稿日:2019年10月19日

9月21日(土)、22日(日)の2日間、白河市表郷地区で移住体験ツアー『写真のコツを学びながら表郷で暮らし体験』が開催されました。

主催はNPO法人表郷ボランティアネットワーク。移住者の受け入れに取り組む団体です。

道を歩くツアー参加者たち

今回、ツアーの撮影講師として写真家のまるやゆういち先生にお越しいただきました。まるや先生は以前から表郷ボランティアネットワークとの繋がりがあり、表郷地区のイベントに何度か参加されています。

参加者は16名。参加された方の多くが東京在住で、まるや先生が関わっている写真教室に通われている方またはOB・OGさんでした。そのほか日本橋MIDETTEに頻繁に通っているご夫婦で、チラシを見つけたから参加したという方もいらっしゃいました。

1日目、ツアーのバスがまず向かったのはJR白棚線の番沢停留所。はじめに主催者と地域の皆さんの自己紹介を行い、白棚線の説明や、沿線に並ぶバラエティー豊かな“かかし”についてお話いただきました。

その後、まるや先生から撮影のレクチャーがあり、それぞれカメラやスマートフォンで風景を撮影。かかしだけでなく、稲穂やトラクターを撮影する方も。また、田んぼに囲まれたバス専用道を路線バスが通過するタイミングでは歓声があがりました。

走る路線バス

次に向かったのは?野家ファーム福島。名前の通り、牛丼チェーン『?野家』で使われているお米や野菜などを栽培している農業法人です。

9月下旬は夏野菜と冬野菜の間の時期。この日はちょうど旬を迎えるネギの収穫体験をさせていただくことに。代表の滝田さんから出荷の規格や栽培方法などお話いただき、実際に畑でネギを収穫しました。

ネギの収穫のようす

「思ったよりも少ない力で抜けるんですね」

「土がついたままのほうが保存がきくのは初耳です」

など、皆さん楽しそうに収穫されていて、それぞれ持ち帰り用に梱包していました。

その後、米の乾燥機や籾摺り機が並ぶ作業建屋を見せていただき、米の生産量が落ちていること、田んぼを閉じてしまう農家さんが増えていることなど説明を受けました。

そしてバスは宿泊先である那須甲子青少年自然の家へ。夕食会もかねて、地域の皆さんとの交流会を行いました。農産物の紹介や地域のことなど、参加者の皆さんに表郷地区について知ってもらう機会になったと思います。


天狗山登山口

2日目のスタートは天狗山登山口。麓にある休憩所では、朝から女性の皆さんがせっせとお料理を準備していました。

ツアーのバスが到着し、まずは皆さんで昼食の下ごしらえ。新米の炊きたてご飯と、表郷でとれた野菜を使ったお味噌汁やおかずを作ってくださるそうなので、野菜を切ったり皮をむいたりとお手伝いしました。

昼食の準備のようす

準備が終わったら天狗山の散策開始です。しらかわ里山ネットの穂積さんに山野草の説明をしてもらいながら、およそ1時間30分かけて散策しました。

麓に戻ってくると、休憩所からおいしそうな匂いが…。お昼はバイキング形式で、地元ならではの『かんぷら芋』『金山納豆』などが並びます。お食事中も地域の方と交流し、お料理のレシピを興味深そうに尋ねる方もいらっしゃいました。

テーブルに並ぶおかず

休憩を終え、最後の目的地はビャッコイ自生地です。表郷小学校の近く、小さな雑木林の中に、地下水が湧き出る泉(不動清水)があります。そこに自生している『ビャッコイ』は北半球で唯一ここにしか自生していない植物。

「別世界みたいですね、映画に出てきそう」

「こんなきれいな自然が残っているんですね」

清流とビャッコイの写真を撮ったり、近くの雑木林にカメラを向けたりと、目の前の自然をカメラに収めていました。

ビャッコイ

そして、あっという間に解散の時間。最後まで、「本当に楽しかったです」と主催者や地域の方に声をかける参加者さんの姿がとても印象的でした。


今回のツアーは、表郷ボランティアネットワークとして初めての移住体験ツアーとなりました。理事の藤田さんに感想を尋ねたところ、

「楽しんでもらえたのが一番の収穫です。そして表郷の色んな表情を見てもらうことができたかなと。そして今回見えた課題を次のツアーやイベントに生かしていきたいです」

と話してくださいました。


表郷ボランティアネットワークでは、年間を通して様々なイベントを開催しています。どのイベントも地域の方と交流できる機会になるはず。

表郷地区へは新白河駅から車で25分。ちょっと足を延ばして、皆さんも自然豊かな表郷地区に来てみませんか?

表郷ボランティアネットワーク:
http://omotego.wixsite.com/omotego

サポーターの声:
https://rakuras.jp/supporter_voice/2019omotego